ナイアードのヘナ

ヘナ実験室

2016.08.16

ヘナ+木藍の染め時間と仕上がりの色

ヘナ+木藍できれいに染めるための重要なポイントの1つは「染め時間」です。直感的には、染め時間が長いほど濃く染まると思いますよね。しかし、ヘナ+木藍の仕上がりの色である黒茶系の色にしっかりと染めるための時間はおよそ1時間です。

それは、ヘナ+木藍という製品は、ヘナの赤褐色に染まる性質と木藍の藍色に染まる性質を組み合わせたものなのですが、ヘナと木藍の発色の特性が違うために染め時間が1時間を超えるとどんどんヘナの赤褐色が強くなり仕上がりも赤みを帯びていきます。

まずは、実験で見ましょう。

実験条件
使ったヘナ:ヘナ+木藍
毛束:ヤク毛・白髪100%
お湯の温度:45℃
乾燥条件:36℃一定

実験結果
ヘナ+木藍の染め時間と仕上がりの色

写真をみると一目瞭然ですね!
染め時間1時間以下は落ち付いた黒茶系に仕上がっていますが、染め時間2時間、3時間の場合は、赤みが目立ちます。

なぜ染め時間が長くなると赤みが増すのでしょうか?

理由は、冒頭にお話したように、ヘナと木藍の発色の特性が違うためです。

ヘナは、溶いて(お湯と混ぜて)から発色が終わるまでに12時間がかかります。それに対し、木藍は、およそ1時間で発色が終わってしまいます。そのため、染め時間が1時間を経過すると、木藍の発色は止まってしまいますが、ヘナの発色は続くため赤みが増していきます。その結果、赤みが強い仕上がりになります。

では、もっと黒く、濃く染めたい場合はどうすればいいのでしょうか。その場合は、ヘナ+木藍で、再度1時間で染めるとより濃い黒茶系の仕上がりになります。
ヘナ+木藍で染める頻度を、2週間から1週間にするだけでも、一度染まった黒茶系の色の白髪がさらに染まるため、徐々に濃く、黒く染まっていきます。