ナイアードのヘナ

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2017.08.03

木藍を製造しています

木藍の木
写真:木藍の木

白髪を落ち着いて黒茶系に染め上げる「ヘナ+木藍」の大事な素材「木藍」。インドでは、藍染の原料として長い歴史をもつ天然染料です。「ヘナ+木藍」は木藍の乾燥葉を粉砕し、ヘナと10種のハーブの粉末に混ぜ合わせ、とてもシンプルな商品です。ですから、品質の良い木藍を使うのは絶対条件です。ナイアードは、木藍の栽培から、製造まで品質に心がけしています。

現在、私は南インドで木藍の製造をしておりますので、この品質管理の事を紹介します。

木藍の収穫
写真:木藍の収穫

契約農家に栽培もらった木藍

まず、大事なのは木藍の良い栽培です。ナイアードの木藍は、契約農家の畑で栽培されます。良い木藍を作るには、良い種が必要です。そして、水やりが定期的に行う必要があります。雨季ではない時期には、灌漑設備がある農家さんに育ってもらいます。肥料は、コンポストを使います。雑草を刈り、丁寧に手入れして育ちます。

収穫の目安は、種まきしてから100日。良い木藍は、以下の特徴があります。
1.木の高さが100〜120cm、葉がたっぷりあります。つまり、成長仕切った木です。
2.葉の色が緑色〜深い緑色。つまりちゃんと成長した葉です。
3.花が咲いています。
4.黄色くなった葉がないまたは少ない

木藍の乾燥
写真:木藍を天日干しした場所

収穫したらすぐ乾燥

収穫は、早朝行います。収穫した木藍は、すぐ乾燥場に持っていきます。乾燥場は、広い広場です。ここで、木藍を床に広げ、1日天日干しします。良く乾燥した葉の特徴は
1.手で握ったら、ガラガラの音がします。
2.雑草、茎が少ない
3.緑っぽい色

ちなみに、私は、見に行った日の午後雨が降ってしまいました。木藍は、水に濡れると、発色しまいますので、髪染めに使えなくなります。その日の葉は、全て廃棄することになりました。

良い木藍
写真:品質の良い木藍の乾燥葉

経験を生かした製造

乾燥された木藍の葉は工場に運ばれ、乾燥葉の色・乾燥具合を確認し、合格したものだけを粉砕します。粉砕する前に、製造スペースと機械を点検・掃除します。

木藍は熱に弱いですので、粉砕した粉の細かさや温度を手で確認しますので、経験が必要です。インドの製造現場では設備が日本ほど整っていないので、勘と経験に頼る場合が多いです。粉砕した粉をふるいにかけ、異物が混入しないように心をかけます。最後に、20kg袋に詰めて日本へ送ります。

粉砕の工場は、電力が乏しい農村部にあります。一日停電で製造できない日もあります。ゆっくりですが、確実に良いものを届きますので、お楽しみにしてください。

(サティース)